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THEME

山の奥の暮らしから社会を再開拓する

Practice of autonomy and cooperative

私たちは、長野県小谷村真木集落にて、暮らしを見つめ直し、新しく創造していくための宿と学びの場をつくります。

拠点となるのは築150年の茅葺き屋根の古民家。

先人の知恵を学びながら、周囲の自然環境や地形、かつての人々の暮らしの形跡をよすがに、生活の中に当事者性を取り戻すための実践の場です。具体的には、私たちを守ってくれる茅葺きの屋根を葺き直す。山にあるものを使い現代の生活に適合するように空間を再構成する。 炭窯や陶芸窯など山村資源を生かすための施設を整備する。山の資源と現代の技術を用いて新しい建築材料を開発する。

これらのプロセスは開かれた形で行なわれることで、互いに学び合い、一人一人の環境を使いこなす技術の向上を目指しながら、自律的で有機的な新しい形の共同体を構想しています。

PROJECT

FIELD

真木集落

真木集落は長野県小谷村の山間にある、車では行くことのできない集落です。
南小谷駅近くの登り口に車を停めて、山道を90分ほど歩いた先に集落はあります。
合同会社スズムシは、この真木集落の民家である中和出(なかわで)に住みながら、集落や民家の維持管理を行い、集落全体を天然の工房と捉え、農業や建築など生活に関わる技術の実験・実践を行っています。